自分なりの表現の仕方と内容の大切さ

ロビンウィリアムスの『いまを生きる』を全編見た。こんなにも有名な映画であるにも関わらず実は初見であり、このような機会を与えてくれたニコニコ動画に感謝したい。ありがとうございます。

高校時代に見れなかったことを悔やんでも仕方がないが、できれば高校時代に見たかった映画。今高校生である弟に見せたくもある映画。
そして、将来は自分の子供にも見せたいと思う。その時、見る際は家族揃ったファミリータイムが必須、仕事が忙しいとか、子供が受験期だとかは関係ない。自分がロビンウィリアムスになった気持ちで、自分らしく生きることの大切さを子供にどう伝えようかを考えながら見たいと思う。映画を観終わった後に、親子揃ってテーブルの上に立ったりしてね。「物事を別の角度で見るためだ!」なんて映画でのセリフを子供と一緒に格好良く叫んだりしてね。ここでは奥さんは嫌な顔一つせずに「全くしょうがない親子だわねー」とほほ笑んでくれればいい。


以下の2点を感想として挙げておく。両方とも当たり前のことではあるんだけど、当たり前のことだからこそ再認識の必要が何度でもある。

1.自分なりの表現の仕方をもつ

「青春を謳歌せよ」とかそのあたりの生きるヒントが満載であり、見ていただければいいと思うんだけど、わたしがこの映画を見て一番考えたのは、自分を表現する方法・手段は人それぞれだよねってこと。そして自分を一番うまく表現する方法はちゃんと自分自身で見つけないといけないってこと。

自分を表現する方法はいくつでもある。しゃべることで表現する人もいれば、書くことで表現する人もいる、描くことで表現する人もいる、踊ることで表現する人もいれば、演奏することで表現する人もいる。書くことの中にもいろいろある、詩でも小説でも論文でも何でもいい。自分のことを一番うまく表現する方法は自分が見つけないといけないし、20年も生きていればなんとなくわかっているものなのかもしれない。大人になるまでに自分を表現する方法を見つける手助けをするのも学校の役目じゃないかな。案外、自分を一番うまく表現する方法を分かっていない大人が多いような気がする。

2.自分なりの(=だけの)表現する内容をもつ

当たり前なんだけど、人間はいろんなことを吸収する。その吸収したものは、吸収したままの形ではなくて自分の表現にしなくちゃいけないと思う。人が言ったことを繰り返すことは大事なことだけれども、コツさえわかれば実は簡単にできる。コピー&ペーストと一緒じゃないか。
もっと大事なことは自分自身で考えて自分なりに表現することだ。自分の糧にして表現しないと意味がない。表現方法は何でもいい、自分で考えて、自分なりの方法で表現しないと。当たり前のことなんだけど、できていない(できない)人が多いような気がする。