しょうがないなー

http://d.hatena.ne.jp/ss_kaze/20080601/p2

「一生懸命なのに充実できない症候群※」の完成。
※なぜ充実できないのか?それは「一生懸命が大事」と自分で定義付けしているから。これは自分で定義付けしているので、自分で捨てることもできる。


この症状に対する療法は「今やりたくないことは無理して今やろうとせずに放っておく」こと。やりたくないことは徹底的に放っておく。すると、なぜかそのうちやりたくなかったことがだんだんやりたくなってくる。そこがチャンス。

ss_kazeさんにトラックバックを頂いてからしばらく考えてはいたんだけれども、やっぱり私は納得ができないかもしれない。一生懸命なのに充実できない症候群とは少し違うんですよね。

一生懸命であることと、今やりたいことをやるというのは違う気がする。やりたくないことでもやらなきゃいけないときはあって、そのやりたくないことを一生懸命やったときも「今を生きた」という充実感はあるんです。やりたくなかったことがだんだんやりたくなってくるという感覚もあまりなくて、やりたくないけれどやらなくちゃいけない、だったら一生懸命やろう!、なんです。


目の前にあることに真剣に取り組むってことはすごく大事なことで、それは仕事でも遊びでもなんでもそうだと思うんだけど、ただその中にやりたくないことが含まれていることもあるんだと思う。
「しょうがないなー」という言葉には二つの意味が隠されていて、「しょうがないなー」という気持ちを持って嫌々やるのが一つと、「しょうがないなー」という気持ちを持ってやるからには真剣に楽しんでやるよっていうのがもう一つ。前者がマイナスに対して、後者はプラス変換している点で全く異なる考え方。わたしは後者の意味での「しょうがないなー」は結構好きです。


もちろん、その中でやることの順位づけっていうのは大事なことで、本当にやりたいことをするってのは大事なことです。充実感の度合という意味では圧倒的に大きいと思います。
やりたいことだけをやれる環境にいないからこその考えなのかもしれません。