connecting the dots

簿記1級の試験が終了した。
ご存じない方がいるかもしれないけれど、私は1月からTACの簿記1級講座に平日休日週4日通い、家でも勉強してきた。もちろん、自分と関わる会社の人には了解を取り(→理解ではない)、仕事に支障をきたさないようにしてきたつもりだ。もちろん、仕事が簿記に支障をきたすことはたくさんあった。

この半年間はきつかったし、つらいこともあった。この半年間で体重が3キロ落ちて、スーツがあわなくなった。ラクロスをやめる決断をした一つの要因にはなったし、他にもあきらめたことがいくつかある。最後の2か月はストレスからか、発作的なものなのか不明だがとんかつ定食にはまり、家と会社とTACの経路のとんかつ屋は数多く足を運んだ。とんかつ定食に3000円弱なんてざらに使った。とんかつについては、おかげでずいぶん舌が肥えてしまった。もう過ぎたことなので告白するけれど、きつさのあまりにじんましんを出し、一週間ほど悩まされた。皮膚科になんて人生で初めて行った。


これらの経験から学んだことはたくさんある。印象管理、体型管理、決断とタイミング、食発作、ストレス解消、とんかつの名店、体調管理などなど。
一つの例は、自分がもっともベストな体重の再認識であるとか、スーツの似合うに合わないといったような、印象管理・体型管理は社会人として大事なことであるということ。きつかったとかなんだかんだ言いながらもしっかり読書はしていたのですが、その中でもこれまで自分の興味の範囲外であった服装論からはとても多くのことを学んだような気がします。特に落合正勝は最高。彼で服装の趣味が少し変わったかもしれない、この半年で5本はネクタイ捨てた。スーツも新調したし、靴も買ったし、ワイシャツも1週間分くらいは新しいのを買った。ま、何よりも服装に着られては駄目なので、ベストな体重を常に維持することが一番大事なことなんですけど。

一つの例としか言いようがない。簿記の知識以上にたくさんのことを学んだ。

点と点をつなぐ

受けなかった自分と受けた自分を比較することはできないし、受けなかった自分が半年間で学んだだろうことを想定することなんてできないんだけど、受けた自分のほうが成長できたということは容易に想像できます。

you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
Text of Steve Jobs' Commencement address (2005)

この経験は必ずつながります。
試験自体の結果は正直言ってわかりません。どっこいどっこいかもしれません。受かっただろうと信じても仕方がないし、受かっただろうと思っても仕方がありません、試験の結果はもういじることはできません。自信があるとまでは言いませんが、とりあえず自分がやってきたことは信じています。


connecting the dots.
この言葉を何回励みにしたかわかりません。上記リンク先のスティーブジョブスのスピーチは何度聴いたことかわかりません。ipodに入れ、何回も聞きました。手帳にコピーを挟み幾度となく読み返しました。このスピーチは至極です。


もう一度書きます。
connecting the dots.
未来につながると信じている。不合格ならもう一度チャレンジします。未来につながると信じているから。