自信違い

自信がない。っていうのは、つまり自分を信じることができていない。

結局のところ、他人と比べるのはすごく簡単でわかりやすいし、誰にだって良いところはあるんだから、相対的な自信なんてものは誰もが持つことができる。それは探していないだけだし、見つけていないだけだ。相対的な自信は発見できるものだ。

でも絶対的な自信はそうはいかない。他人と比べて「俺はあいつより・・・」じゃなくて「俺はこれは限界までやったから自信がある」「これ以上ないくらいに頑張った」というようなときに生まれる。他人のことなんか関係ない。自分自身の中で完結する自信だ。


相対的でも絶対的でも自信を持つことは大事だ。ただ、自信という本質的な意味は後者であることは間違いないと思う。
スポーツでも何でもそう。「おれはあいつより練習しているから勝つ自信がある」と言うのと「おれはこの試合に勝つために自分ができる最大限のことをしてきた」と言うのでは全然違う。結果がどうであれ、自信の強さは後者にある。

自分自身の中で完結できることなのに、絶対的な自信を得ることは難しい。人間はみんな自分に甘い。



そうだ、欲しいものが見つかった。自信が欲しいんだ。