2008年1月に読んだ本のまとめ

1月は18冊。毎年、年の前半はペースが良い傾向があるので普段通りの傾向といえましょうか。

ウェルチ

昨年の終わりから元GE会長のジャック・ウェルチ本にはまり4連続しました。ネットにある情報などを含めるとかなりの時間をウェルチと過ごしたような気がします。
GEで働きたいかと言えば、僕は「働きたい!」と言うでしょうが、ついていけるかどうかは分かりません。必死でくらいついていきつつ、少しでも未来を見据えていくしかないでしょう。つまりほとんど余裕はなそうです。1年間に社員の3分の1は入れ替わりますからね。
ただし、働いてみる価値はありそうです。ウェルチにしかできないと思われていた経営も後任のイメルト会長は立派に務めています。先日GE特集が日経ビジネスでありましたが、最近ではウェルチ以上との噂も上がってきているようです。GEには人を育てる環境があるということでしょう。

ジャック・ウェルチ わが経営(上) (日経ビジネス人文庫)

ジャック・ウェルチ わが経営(下) (日経ビジネス人文庫)

福沢諭吉

慶應と一万円冊の人ですね。
三田会を通して脈々と受け継がれるしたたかさというところでしょうか。このしたたかさは早稲田にはないところだと思います。
学問のすすめ (岩波文庫)

座右の諭吉 才能より決断 (光文社新書)

1月のbest

とりあえず、読め!という言葉がふさわしい。ヤメ検本。
特捜エース検事が裏世界の弁護士に転向したノンフィクション。特捜・・・最近で言うとライブドア事件村上ファンド事件をあげた東京地検特捜部。そのエースとして国会議員や社長を落としてきた検事が、裏社会の弁護士へ転向し、山口組や政治家の弁護人として古巣の検察とやりあっていく。
そして「田中はやりすぎた。捜査の邪魔だ。逮捕するしかない」という特捜部の手によって貶められ檻の中へ入れられることになる。
2年前は国策捜査という言葉が踊りましたが、実際の特捜の内部を知る大告発本。

関連:徒然流Blog カリスマ検事トリオがホリエモンを落とす 元特捜部長“落としの熊崎”分析
http://y4gauge.blog.ocn.ne.jp/nippo/2006/01/post_2cdb.html
東京地検特捜部による「劇場型」見せしめ逮捕は許されるか?: 法と常識の狭間で考えよう

勝間本

読め、と言うよりもやれ!と言う感じでしょうか。僕もできていません。ノウハウをここまで公開してよいのか、というところ。ありがたいです。

その他

この他にマラソン本を2冊読んでいます。