佐藤可士和のなりかた

とりあえず、このサイトすごい。KASHIWA SATO - CREATIVE DIRECTOR / SAMURAI INC. TOKYO

佐藤可士和の超整理術』と『SAMURAI佐藤可士和のつくり方』を読んだ。


佐藤 可士和 / 日本経済新聞出版社(2007/09/15)
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片づけ方の本ではありません
問題解決本
凡人には理解できない卓越した本



佐藤 悦子 / 誠文堂新光社(2007/09)
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嫁にするならこんな人
プロデュースするということ


整理の英訳は何だろうか?
の英語・英訳 - プログレッシブ和英中辞典 - 英語辞書goo辞書でもあまりピンとした単語が出てこない。誰か教えて!!

「整理する」というのは「simpleにする」ということだろうか。整理というのは形に見えるものではなく概念的なものなのかもしれない。世間の求めるものを整理する、顧客の求めるものを整理する、身の回りを整理する。


さて、整理とは何でしょうか?

整理とは、分析であり解決であり本質を見つけだすことである。consultingでもanalyzeいい。たまたま彼は整理したものをdesignという形で表現しているだけ。誰だって整理したものを表現することはできる、むしろ、みんなが表現していると思う。文章でも商品でもシステムでもいい、みんながおこなえるものだし、学校でもやってきた。

その整理がどこまでできるか?ということが大事なのではないだろうか。

整理の深さが、表現につながる。つまり、整理できればできるほど、文章が精錬され、商品が訴求力のあるものになり、システムがバグなく感謝されるものになるのかもしれない。

整理をどこまでやるか。これは学校では教えてくれない、会社でも教えてくれない。家族も教えてくれない。ある程度の目安はあるのかもしれないが、その限度は個人が持っているものだからだ。その限度をどこまで深く持っていけるか。万人が認めるとは言わないけれども、万人に限りなく近い数字のところまで整理できるか。自分との整理についての対話である。


佐藤可士和の超整理術は問題解決の本です。

毎週一回会社として身の回りの整理の時間を作ること、これは佐藤可士和のデザイン会社の絶対的な時間です。整理も習慣であり経験です。物質的な整理を数多く経験することで、脳内の整理についても経験値が増えていくのかもしれない。

しかし、この奥さんじゃなかったら今の佐藤可士和はないのかも。佐藤可士和があってのプロデューサー、マネージャーではなく、佐藤悦子あってのアートディレクター佐藤可士和なのかもしれない。この奥さんもどこにいっても成功してたと思うよ。


身の回りの整理をしよう。

とりあえず今日、この本を読んですぐさまわたしは机を発注しました。来週の日曜日に届くそうです。今すぐやることも大事なこと。机を利用して部屋きれいにするぞ!

整理ができない人、整理したい人、整理好きな人、何かに悩んでいる人、読んでみたら?