会社を手術するということ

パパ、コメントありがとうございます。遅くなりましたが、このタイミングで(!!!)エントリーしときます。半分は前に書いてアップし損ねていた文章、半分は今日書き足しました。
子供の名前なににしよう - maki_laxねこにっき

と思って子供二人名前つけたけど、これがまた難しいのよ、画数とか、両親とか。
是非早くそのような悩みに会われることを切望しておりまするm(-_-)m

うーーん。名前も言霊だし、両親とか親族のことを考えると、確かに利害関係者が多すぎて・・・・・・子供は何にしても大変そうです。そのぶん、幸せもあるのだと思うけど。。。


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パパが子供の話をしていた時、ちょうど読んでいた本がこれ。

子供≒会社?

HPに入ったフィオリーナが孤軍奮闘する話。ヒューレット・パッカード両親族や旧体制はよそ者のフィオリーナが入ってくることに好意的ではないし、対立する。それは、親族にとってHPが子供のようなものだからかもしれない。
子供のことはなんだかんだ言っても親が一番愛着がある。そんなことは当たり前のこと。会社が子供のようなものならばそれとて同じこと。名前だってそれこそ一生懸命名付けた会社。創業者(社長)は会社に愛着あるよ。


フィオリーナがCEOになったときの両親族の気持ちはどんなだったのだろう。よそものに自分の子供をいじられる気持ちはどんなだろう。パパだったら、いや、親だったらわかる(=親にしかわからない)気持ちなのかもしれない。創業者はもちろんのこと、その手術を受ける側の立場にしてみれば、不安もあるだろう。たくさんあるだろう。会社名が変わるかもしれない、会社がなくなるかもしれない・・・しかもこれまで全く知らなかった、急に現れたフィオリーナのような女性に任せるなんて!


フィオリーナだって大変だ。フィオリーナもHPに行く時は自身もママだったし、上記の気持ちもわかった上での経営だったんだろう。名前が変わったり、手術したりするのって非常に難しい。親族はHPに対する愛着があることは間違いないんだから。根回しやジャブを打つのにだって細心の注意を払ったりするのかもしれない。胃に穴があくどころじゃない気持ちかもしれない。


ただ、医学会ではどんだけ愛着があっても自分の子供の手術は自分が担当しないというのは、当たり前なことでもある。そこまでいったら担当の医者を信じるしかない。手術が必要なまで対応を怠ったのは、医者であるはずのその親でもあるのだ。ビジネス界でもHPのフィオリーナのようによそ者が荒療治する必要が確かにある。


(中略)

そんなこんなで最大限の愛情を持って手術をして欲しいと切に思う。
自分で書いときながら言うけど(中略)の使い方が結構素敵かもしれないな。いろんな意図を嗅ぎ取っていただければと思います。


追記:(中略)について

現在世界全体で見ると、HPはDELLlenovo(旧IBM)の上を行くパソコン出荷台数です。ただし、フィオリーナは退任しているし、フィオリーナの経営で今のHPがあるとは断言できはしない。