一生懸命×スルー力(新入社員へアドバイス2)

脊髄反射的に書いておきます。
http://blogs.itmedia.co.jp/ascendia/2007/05/post_0cf8.html

もちろん、「効率的に上手く立ち回ること」も大事なのですが、
経験が浅いうちは、「効率性」を考えずに、とにかく、
前に向かって突破していくことが大事であり、そのうちに、
徐々に効率的になっていくように思います。

先回のエントリーへの戒めのような文章をくらってしまいました。。。
「本業を一生懸命やる」と読ませていただきます。

先日のエントリーに補足

新入社員へアドバイス? - maki_laxねこにっき

やっぱり仕事では、無駄な労力は使わず、自分の本業に頭を使っていくべき。

「何をスルーして何をスルーしないか。」まず初めにその切り分けができないと駄目なんだよね。スルー力の前にスルー判断力が必要。

そりゃ一生懸命やるんだよ、もちろん。一生懸命さがないと伸びない。一生懸命さって自分自身から生まれてくるものでしょう?このブログで何回も言ったかもしれないけど「結局は自分次第」、自分自身から生まれてくるものは強い。


何が言いたいかっていうと、お客さんのためにならないことを一生懸命やっても仕方がなくないかい?
一番の本業ってそれでしょう?

顧客をスルーしちゃだめ

例えば、システム屋さんだって、別におれは儲からない提案でもいいと思うんだよね。
「お客さんからこういう要望いただいて検討したんですけど、これは費用対効果に合わないのでやらないほうがいいです。」なぜ、それが言えない?なぜそれを説明しない?


お客さんに「うちが使うシステムなんだから、お前らシステム屋は言うとおりに作っていればいいんだよ!」って言われるかもしれない。確かに被害をこうむるわけではない。

自分の会社からは、「売上あげろ」ってプレッシャーをかけられるかも知れない。そりゃお金は欲しいよ。売上あげたいよ、利益あげたいのは分かるよ。でも、それって短期的なものなんじゃないの?


ロン ゼンケ, トム コネラン, Ron Zemke, Tom Connellan, 和田 正春 / ダイヤモンド社(1999/08)
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そんなことしてるとお客さんから信頼失うよ。
「顧客のために一生懸命仕事をする」その意味でがんばらないとダメ。その意味でスルー力を駆使しないとダメ。

ちゃんと顧客を見ないと。

昨日、内定者と面談してきた

「どうしようか迷ってるんで社員の人とお話させてください」なぜか、わたしが対応した。おれリクルーターじゃないんだけどな、って思いつつ応対した。素直な良い子だった。楽しかった。

・・・思わず、言ってしまった。

「どこの会社行ってもね、結局は自分自身なんだよ。いんだよ、別に他に内定でてる企業行ったって。」
「そりゃきて欲しいけど、おれは別にこの会社勧めないよ。」

おれがリクルーターじゃない(&リクルーターに向いてない)理由がたぶんこれ。全然、自分の会社勧めない。
会社のために就活生に話をする気はない。就活生のために会社の話をしたい。会社のためじゃなく、就活生のことを思って話をしたい。

本来は会社と内定者の半分半分が顧客だったのかもしれない。すまん、正直言って、完全に内定者のほう向いてました。


実際、ちょっと自分に酔ってたと思います。反省。
もう言っちゃったし、しょーがないじゃない。この子入ったらおれのおかげなんじゃねーか!っつう。