面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

面倒くさがりのためのケースメソッドの本。この本には、いろいろな面倒くさいケースにあわせて、「こうすれば良いよ」という法則を簡潔に楽しく教えてくれます。この本の法則が、仕事に、そして、私生活に役立つことは間違いないです。
この内容が1000円であれば、十分すぎるほどにモトがとれると思いますので、迷わず、「買い」です。

ただ、小さな面倒をやっておくだけで負の連鎖から抜けだし、日々のストレスから解放されます。成果もあがって幸せな毎日を送ることができます。
もしあなたが面倒くさがりやだとしたら、それはひとつの才能でありとてつもない可能性を秘めていると考えるべきなのです。
一方、ここで小さな面倒から逃げていると、一生面倒くさい流れが変わりません。次々と面倒くさいことを引き寄せ、気づいたときには面倒くさい循環からぬけだせなくなってしまうでしょう。

さて、この本の書評を書こうと思ったわけは、一つです。「面倒くさがりじゃないあなたにもこの本を勧めたいと思うから」です。

面倒くさいことは、この二つに集約されると思います。

  1. Bから始まりAを経由してCに向かっていくパターン
  2. Bから始まりDを経由してCに向かっていくパターン

1.そんなに面倒じゃなくて、すぐ終わるような面倒くさいことが、段々少しずつ面倒くささが大きくなっていきます。そして、さらに時間が経つにつれ長期的にも面倒くさくなっていきます。
例えば、友人と喧嘩した後の仲直りがこれにあてはまるのではないでしょうか。すぐに謝ってしまえば、簡単なことなのに、一日経つごとにハードルが上がっていき、しまいには修復不可能な関係に陥ります。友人や、恋人とそんな経験ありませんか?


2.こちらは基本的には小さなことの積み重ねのパターンです。
例えば、家の掃除はこれにあてはまります。毎日コツコツ掃除をしていれば簡単なことですが、時間がたつにつれて家は汚れていき、しまいにはもうこの汚れは落とせないという状況に陥ります。「あの時にやっておけばなぁ・・・」そんな経験ありませんか?


この図は、わたしが単なる思い付きで、作ったものですが、あながち外れていないと思いませんか。
だから「あ、めんどうくさいな」と思ったときに、このセグメント図を思い浮かべて見てください。この図を思い浮かべるだけで絶対に行動が変わります。55の法則の前に、このセグメントを覚えてください、考え方の一つにしてください。この考え方を覚えてから、この本を読めば、理解度100倍です。
この考え方を覚えると、さらに方法論が知りたくなるはずです。そんな方には以下の本がお勧めなので読んでみてください。