合格体験記2
最初にお知らせ。必要な方はお知らせください。1ページも開いていません。しかもレシートはさまってました。
前エントリーの続きです。自分自身のため、そしてあなたのために。
実行フェーズ2
忘却曲線を意識した手法に切り替え、スケジュールを見直したことにより、1周目の学習が終わったのが、試験の7日前くらいでした。無論、この段階で対策問題集には手をつけていませんでした。
しかも、1周目が終わった段階で、これまで取り組んできた参考書をさらーっと最初から眺めたのですが、正直に言って、ほとんど覚えていませんでした。特に、ハードウェア知識とネットワーク知識には、絶望感すら覚えました。
ここで苦手分野を克服することに力をかける人と、得意分野を伸ばす人にわかれるのですが、私は、何も考えず、参考書を1ページ目から再開してしまいました。これも今回の学習の失敗の一つで、本来であれば、得意分野に注力するべきだったような気がしています。
実行フェーズ3
試験会場が遠かったこともあり、前日まで、受験するかどうか迷いました。参考書を1周したものの、ほとんど身についていない。問題集に一回も目を通していない。単なる勉強欲求で受けただけ。合格する気がしない。などなど、受けない理由はいっぱい見つかりました。
受けた理由は一つしかありません。見栄でしょう。
何人かに受験するということを公言していました。言ったことはやる、というところを見せたかったし、これは私の信条に反するような気がしました。彼女に対して、格好つけたかったというのも大きいです。
結局、試験当日に行くことを決めました。決めてからは、もうやることはやったと、思いこむしかありません。これは試験の大きなコツでしょう、楽しむことにしました。
試験フェーズ
- 試験時間を時間いっぱい使う
- 試験開始したら、まず全体に目を通して内容の確認をし、簡単なところから手をつける。暗記を試験ギリギリまでやっていた場合は、覚えているうちに暗記箇所の問題をやるなり、用紙の端に書いておくこと。
- 簡単→難しいの順番に行い、これは間違いないでしょう、というところに問題用紙にチェックをつけていく。=チェックがあるものは、見直しランクを下げる。
- 全部の問題が終わったら、見直しランクの高いものから見直し開始。=チェックのないものから見直しをする。
- 1ページ目から再度見直し。終わったらあとはひたすら見直し。
あと、やることはやったと開き直っているので、試験最中はまじで集中する。試験最中に、もう少しこれやっておけば、なんて考えたらアホです。
ちなみに、私は昼はカロリーメイトを食べて、外の芝生で昼寝をしました。本気で寝てしまい、起きたら午後試験5分前で、周りに大勢いた受験生が一人もいなかった、というのは、作り話でもなく本当の話です。
試験後フェーズ
答え合わせは、TAC配点でしました。7割をこえていたので、びっくりした記憶があります。・・・まぁ、試験後は何もしなくていいのではないでしょうか。
総括
長く書いたのですが、わたしが実際に試験勉強としてやったことは、
仕事帰りの電車で、参考書を読むこと、土日に30分くらい参考書を読む、と、おまけ程度にメルマガを読んだことだけです。(ちなみにメルマガは、@ITのやつを読みました。)
計画や確認に頭を使い、実行フェーズでは決まったことをやるだけという状態に持って行きました。ちょっと最初の計画フェーズの見積もりが甘かったような気もしますが、基本情報技術者試験としては結果オーライとし、次の試験に生かそうと思います。
良かった点:
- 柔軟な計画の変更
- 忘却曲線を意識した記憶法
- 通勤電車でいかに集中できる時間を作るか
反省点:
- 参考書の選定方法
- 当初見積もりの甘さ
- 得意分野に集中した勉強法、