東京マラソン完走

さる3月22日東京マラソンを走ってきました。最近、仕事がきつく、練習があまりできなかったので、正直不安ではあったのですが、なんとか、走りきることができました。家族、友人含め、マラソンに携わっていただいた関係者の方々には大変感謝しております。

東京マラソンを走るに当たって、以下のメモをランニングポーチに入れて、意識して、走りました。走る前、走っている最中ともに、私の力になってくれた大切な文章です。

  1. 完走が目標。リタイヤしないこと。
  2. ペース配分は、時速7km。それ以上で走らないこと。
  3. 立ち止まらない。歩き続けること。
  4. 声援を感じること。これまでのマラソンとは違うことを意識すること。
  5. できる!ことを伝えること。
  6. 自信、自信、自信。自信を持つ。Yes,We can.
  7. 楽しんで。

それぞれの文章にこめた想いを簡単ではありますが、記したいと思います。来年、東京マラソンを走る人や、走ろうと思っている人のためになれば幸いです。

東京マラソンmemo

1.完走が目標。リタイヤしないこと。
まず大前提。これが達成できなければ意味がない。どんなにつらくなっても完走する。
=目標は達成するためにある。目標は達成するために立てる。


2.ペース配分は、時速7km。それ以上で走らないこと。
目標を作って、長期間頑張らなければいけないときの失敗要因の一つに、「最初に頑張りすぎてしまうこと」があると思っています。目標未達の要因のうち、7割方を占めているんじゃないでしょうか。逆に目標達成している人は、最初に頑張りすぎず、定期的に持続的に同じようなペースで積み重ねを行っているような気がします。むしろ、最初のスパートではなく、最後に伸びてくる感覚がある。
少なくとも、私の今までの経験から言って、持続的にペースを乱さずに行ってきたことの方が達成率は高い。今回は、東京マラソンに向けての走り込みの練習ができなかった分、「レースでのマネジメントを意識して走ろう」という目標を立てました。
=一定のペースで積み重ねる。


3.立ち止まらない。歩き続けること。
前項にも関わることなのですが、歩みは途中で止めると、再起動することが大変です。たとえば、自動車や自転車。これらは走り始めるときに一番力を使います。走り始めたら、自然と自動的に走る続けてしまう「慣性の法則」が働きます。これは、マラソンでも何でも同じだと思います。つらいと言って立ち止まらない、歩き続ける。
=物事は始めることが大事。行動して波に乗る。


4.声援を感じること。これまでのマラソンとは違うことを意識すること。
東京マラソンが特別だと言うことを感じよう。東京マラソンは、都内を縦横に走ります。東京マラソンのために、交通機関は規制され、東京マラソンのために、ボランティアをしてくれる人がいます。
だからこそ、特別です。自分一人のために走るわけじゃない。自分一人が42.195キロ走りたいなら勝手にやればいい。周りの人がいるからこそ、成り立っていることであり、周りの人の期待を日本で一番感じられるマラソンです。自分一人の力で走らないことが実は大事なような気がします。
=周りの人から期待を感じる。周りの人から力を貰う。


5.できる!ことを伝えること。
周りの人から力をもらうだけでいいのでしょうか?自分も東京の一員です。自分が頑張ったことで、周りの人に勇気を与えられたら良いと思いませんか。東京マラソンを走れる時点で、いつもテレビのスポーツ番組からから感動を貰っている立場から、感動を与えることができる立場になっています。「あの人、つらそうだたけど、頑張ってたなぁ」そういう感動を与えることができるのです。周りの人の声援に、答える。「がんばってー」に対して、「ありがとうございます、がんばります」と言える力を持つ。
=周りの人に影響を与える。感動させる。


6.自信、自信、自信。自信を持つ。
目標達成に対する自信。本当は、練習を積む重ねた上での根拠のある自信の方が良いと思いますが、そうもいかない。根拠のない自信でもなんでも、自信を持つことは大切です。自信のない人が何かを達成できるとは思えません。オバマ大統領の勝利宣言に、アメリカを立て直せる根拠はあったでしょうか?なかったですよね。でも、彼は国民に立て直せる自信を伝えました「Yes,We can.」と言う言葉を使って。
=Yes,We can.


7.楽しんで。
これを忘れちゃいけませんね。使命感だけでなく、自分自身が楽しむ。自分自身の楽しみが他の人にも伝染する。何事も楽しめる人になる。マラソンを楽しめると、人生も楽しめるはず、だよね。
=マラソンを楽しむ。人生を楽しむ。