○○するためには△△することも仕方がなかった

暴論かもしれないけれど、今自分がふと思った意見を書いておく。備忘録がわりにでも。
まず、最初に言っておくとわたしは彼ら3人を支持するわけでもないし、もし本当なら罰せられるべきだと思っている。そこのあたりを誤解しないで下記を読んでいただければと思う。あと、この文章の90%は想像からできている。

http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/080902/mrt0809022041003-n1.htm

日本相撲協会は2日、関取に抜き打ちで行った尿検査の結果、ロシア出身の西前頭3枚目、露鵬(28)=本名ボラーゾフ・ソスラン・フェーリクソビッチ=と、弟で東十両6枚目の白露山(26)=本名ボラーゾフ・バトラズ・フェーリクソビッチ=からマリフアナ(大麻)に対する陽性反応が出たと発表した。相撲協会から連絡を受けた警視庁は大麻取締法違反の疑いもあるとみて、2人から任意で事情聴取を始めた。

今回、ロシアからの3人の関取が大麻取締法違反の疑いで事情聴取されたわけだけれども、もし違反が事実だったとして彼らは何のために大麻を吸っていたのだろうか。

私が一つ思った想像したのは、「彼らは土俵で勝つために大麻を吸っていたのではないか?」ということ。俗に言う、向精神薬としての使い方をしたのではないだろうか。


そこで出るもう一つの疑問「ではなぜ大麻に頼らなくてはならなかったのか?」
・・・それは土俵で勝たないと生きていけないから。彼らのバックグラウンドを知らないんだけれども、もしかしたらロシアの貧困層出身であり、日本で大相撲やって稼いで、両親を食べさせていたのかもしれない。つまり、勝つためには向精神薬も仕方がなかったという理由が出てくるのではないか。

この「○○するためには△△することも仕方がなかった」というのは、人間のメンタリティとして誰もが持っている要素である。
世界の平和を守るためにはイラクと戦争をすることも仕方がなかったというアメリカや、市民の平和を守るために犯罪を犯さなければならなかったというバットマン(※出典【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|ダークナイト)。従業員の生活を守るために踏み倒しをする経営者、生活苦を訴えるために通り魔になる渋谷のおばあちゃん(※出典http://www.sanspo.com/shakai/news/080823/sha0808230500006-n1.htm)。先日、NHKスペシャルという番組で、阿片で金を作り(=売買し)阿片で戦争に勝つ(=向精神薬)ということを日本軍はやってきたという内容を見たけれど、それと似たようなもん。(※この回のNHKスペシャルには賛否両論あるらしい。NHKによる印象操作だとか。)背景は様々である。大事なことはそれでもルールはルールであることを踏み外さないこと。たとえどんな理由があろうとも、同情はしても許しはできない。

だからこそ、「○○するためには△△することも仕方がなかった」という許されないフレーズに自戒を込めて、この文章を日記に残しておく。


最後に

  • 実際に吸っていたのかどうかは僕の知るところではない。陽性反応が出たというニュースのみ事実。
  • 土俵で勝つために大麻を吸っていたかどうかは分からない。私の想像の域を脱しない。
  • 彼らが貧困層出身だったかどうかはわからない。これは調べればわかりそうだが、今この瞬間に調べる気力がない。

仮説と検証の仮説の段階で記載しましたことお許し下さい。