2008年の私的予想

2008年の予想が流行っているようなので私も乗じてみます。
先週、久々にR25を発見したので読んだ。所ジョージがインタビューされていた。

「でも、全然売れないの。世の中が俺の方を向かないわけ。じゃあ、まずは顔を覚えてもらおう、みたいな。バラエティーとかに出てればソングライターとしてのヒットにつながるもんだと、そう思い続けて、今に至るんだね。」

この文章の後、何事もなくすらっと次の話題にうつっていくんだけど、おいちょっと待てよと。世の中が俺の方を向かないってすごいプラス思考じゃないかい?

世の中のせいにできる

podcasting藤沢久美の社長TALK(http://www.sophiabank.co.jp/studio/st_fujisawa.php)を聴いたりするんだけど、営業本で有名なペリエ和田裕美社長も同じこと言ってたよ。バトミントンのオグシオがおみくじ「凶」で全然気にしてないとかはよくある話ではあるけれど、世の中のせいにできるのはすごいと思う。

この考え方ってやっぱり教育の土台があったからなんじゃないかと思う。おみくじの凶が出ても気にしないのって小さい頃から「凶が出たら、あとは上にあがるしかない。ラッキー!」って教えられるからだと思う。親にそういうふうに考えなさいって言われたでしょ?わたしだけ?
ともすれば、小さい頃から世の中がわたしについてこないって考えるように教えられれば、耐性がつくのではないだろうか。耐性、つまり、この半分能天気な幸せさが成功の秘訣ではないだろうか。先日、実家に帰ってテレビをひさびさに見たけれども、上記のような幸せな考え方をポロっと言葉に出す有名人は多いよ。有名人のしゃべる言葉の意味をくみとりながら聞いているとよくわかる。

2008年はメンタルトレーニング元年

ということで、たぶんこれからメンタルトレーニングの波が来るよ。2008年の後半に入る頃からかな。
2007年中頃から勉強本ブームが続いているけど、今年はメンタルトレーニング本でしょう。タイトルは「能天気に生きると成功する!」とか「成功するための能天気力」とか「自分の箱から脱出するためのメンタルトレーニング」とかかな。
ゴルフ界隈から優秀なコーチや心理学科専攻の人たちにスポットライトが当たるのではないかと。特に北京オリンピックで金メダル取った人のメンタルコーチとかにはテレビ出演依頼殺到だろうね。

ね、ちょっとあり得ると思いませんか?



この予想のオチはもちろん、わたしの予想に世の中がついてこなかった〜です。