若さの特権を最大限に活用すること
「20代は転職厳禁」という意見・その2:永井孝尚の写真ブログ:オルタナティブ・ブログ
「モノが見えていない」、言い換えると「自分の想いだけで、可能性にかけられる」ことは、ある意味、若さの特権だと思います。
「今の場所で一生懸命頑張りましょう」と書く私の場合は、梅田望夫さんが言うところの「老い」なのかもしれません。
その意味で、高橋さんがおっしゃるように、
「20代でも転職を考えてみたらどうだろう」
という意見も確かに納得できますし、
「自分のキャリアは100%自分の責任。一生下っ端かもしれないし、逆に転職によってチャンスをつかみ大きく成長するかも(可能性は低いでしょうが)」
というのもまた、事実です。
結局、自己責任でどう考えるか、ということではないでしょうか?
自己責任
自己責任という言い方をされるとちょっと突き放した言い方だけど、そもそもは自分の人生なんて自分しか生きられないよね。「誰々さんがこう言ったから転職した」とか意味わからなくて、行動したのは自分でしょう。
昨日、めちゃイケのスペシャルを見た。ナイナイの岡村さん(37歳)がEXILEのライブに参加する企画だ。ちょっと涙でそうになった。10年前、オファーシリーズ第一弾でSMAPのコンサートに参加したこと。その時の挑戦は若さの特権だったのかもしれない。
ただ、今回は岡村さんは37歳だ。自分に鞭打って自分自身に挑戦していた。10年前の若かった自分を思い出すこともあっただろう。「夏休みを全てエグザイルに捧げた」この言葉は嘘じゃないと思う。挑戦、そして努力。感動を覚えた。
私が思ったのは、「岡村さんが挑戦できたのは、若い時に挑戦した経験があったからかもしれないな」ってこと。挑戦できる体質を自分の中に持っていたんじゃないかってこと、そして、挑戦して成し遂げた達成感を知っていたこと、この二つは非常に大きいと思う。
若さの特権、若気の至り、こういうことを語れるのは挑戦したことがある人だけ。挑戦したことがない人が口にする「若気の至り」なんて辞書どおりの薄っぺらいものでしかない。
挑戦するもしないも人生。ただ、若い時のほうが挑戦しやすい空気感はあるんだけどね。