砂丘のいたずら書きに関するコメントへのコメント
http://satoshi.blogs.com/life/2007/09/post-4.html
とっとり砂丘におおきないたずら書きがされ、それがニュースになり、その犯人が名古屋大学のアドベンチャーサークルHuckleberryfinn(Huck)であることがネットの力で判明したそうだ。
中略
今回のいたずらは、その意味では雪の上のいたずら書きと五十歩百歩の話。恒久的なダメージを与えたわけでもないし、目くじらをたてずに多めに見てやってあげても良いレベルのいたずらだと思う。罰を与えるとしてもセンスが必要。「サークルのメンバー全員で砂丘のゴミひろい」程度が適切。
というエントリーを書いたLife is beautifulの中島さんのコメント欄が荒れている。
わたしは中島さんのエントリーを読んで同意したし、コメント欄の強姦の話とかは論点をわざとずらしているような気がして全くついていけない。それこそネットイナゴを誘発したコメントの最たるものだろう。
落書きは落書きでしかなく
8月の終わりに鳥取砂丘にわたしは行っているのだが、Huckどころではなく、所謂AAや愛の告白などが大きく落書きされていた。わたしは鳥取砂丘は人生初だったし、とても期待して行ったので「なんで落書きが・・・」と一瞬幻滅したことは記憶に新しいので一概には否定はできない。
ただ、砂丘と言う性質を考えれば落書きには納得がいくものであろう。中島さんの言うようにこのレベルでの話でしかない。
小学生のころにマンションの向かいの学校の校庭に、雪の朝におおきないたずら書きをしたこと。
この絵を想像してみよう、可愛いものじゃないか。砂丘に愛の告白を書いた彼の姿を想像してみよう、ドラマティックじゃないか。「I love Satoshi・・・」なんて微笑ましいものでしかない。「結婚しよう」なんて書いたらどんだけ恋人が喜んでくれることか。
結局、名古屋大学のサークルの彼らは「おれたちのサークル名を書いて写真取ろうぜ!」と盛り上がり、写真を撮っただけに過ぎない。彼らが糾弾される理由はHuckという自己中心的な落書きがまずかったとしか思えない。
前述した愛の告白の落書きであれば、多めに見る観光客はかなり増えるはず。むしろ、自身のサークルの名前なんかではなく、Peaceとかメッセージ性あるものを書いておけば良かったのだ。書いた内容が問題に問われたに違いない。罰を与えるにもセンスが必要なのではなく、落書きにもセンスが必要ということで一件落着ではないか。