『6年目の自分へ』への返信

2010年4月1日は晴れだったよ。お前の予想通りだ。
今の会社は入社式、という全社イベントはないんだ。島耕作で見たような大ホールでの部門紹介といったものもない。だからこそ、「新鮮さ」というものを意識する機会を自ら作り出さなきゃいけないと感じているよ。


上の文章で先に答えを書いちゃったけど、ちゃんと社会人をやっているよ。両親には迷惑はかけていないつもりだし、お世話にもなっていないよ。社会人になったら、家を出るというメンタリティで育ててもらったからな、両親には感謝この上ないと今でもことある毎に思っているよ。


社会人生活はどうだろうな。6年前に思っていたよりは華やかではないかもしれないよ。
景気には波がある、ということを実感した5年間だったかもしれない。ライブドアもCAも楽天も3社とも今もあるけど、当時とは様変わりしている感じがするよ。3社は3社の方向性をもって、発展を遂げていると思うよ。3人の社長は当時ほどにはメディアに取り上げられていないし、ホリエモンはもう社長じゃないよ。六本木ヒルズなんて好景気の象徴のようなもんだったよ。今はそんな物質的な価値は多くを求めていないよ。


社会人になる前から4ヶ月間働いた経験は、今でも忘れられない仕事の原体験のようなものだよ。
わたしが新入社員の時に学んだこと : タイム・コンサルタントの日誌から

彼は、「ビジネスマンの基礎能力は、大学教育や資格ではなく、最初に就職した職場の3年間で決まる」と言ったのだ。「入社した最初の職場で、きびしくdisciplineを仕込まれて学んだ人間は、その先どんな会社どんな職場に行っても、仕事ができるようになる。逆に、どんなに頭が良くて学業が優秀でも、最初にだらしない職場に入ってしまうと、その先は伸びなくなる。そう思いませんか?」−−さまざまな部下達のことを思い出しながら、彼はいうのだ。

私にとっては、3年ではなく4ヶ月だと思っている。それほどインパクトの強いものだったよ。あれほどの緊張感は、社会人になってからは全くないよ。


残念ながら、彼女とは別れちゃったよ。結婚もしていないし、まだまだこれから、、、かな。いい報告ができるよう頑張るよ。


ラクロスは、もうやっていないんだ。毎年ハイシーズンになると、母校に顔を出すようにしているよ。コーチも考えなくはないんだけど、結局オファーがないな(笑)たまに顔を出して、小言いっての方が性に合うのかな、これはよくわからないな。スポーツは、ゴルフもマラソンもやったし、今はサーフィンをやっているよ。いつまでも身体を動かすことは続けていきたいと思っているよ。



今年で28歳。思い描いていた28歳はもう少し格好良くて大人な気がしてた。でも、今の自分を見てもそう悪くはないな、とも思っているよ。これからも自分らしく、精一杯楽しんでいこうと思ってるよ。22歳の俺、ありがとう。