お風呂に入ること

2009年にはじめる新たな習慣として、「お風呂に入ること」をあげたい。(お風呂に入るというのは、湯船につかるという意味であって、身体を洗っていなかったという意味ではないのであしからず。)

具体的には、日曜(月曜が祝日のときは月曜)に湯船につかること、である。もちろん、これは習慣としての最低条件であり、もっと頻繁に入ることはこの限りではない。


実家に住んでいたころは長湯族で、家族にいつも迷惑をかけていましたが、社会人になって一人暮らしを始めてからというものの、完全にシャワー族になって湯船に入ることはほとんどなくなりました。しかし、一人暮らしをして4年、ついにシャワー族のつけが身体に出始めました。
肌の乾燥からくる痒みです。


もともと乾燥肌の上に、目に見えないストレスが重なり、昨年から肌が結構荒れたんですよね。で、いろいろ見たり聞いたり、調べたりしたのですが、結局のところ、ありきたりですが、結論は水分。
もうね、よく言うでしょ、女優さんが化粧水を2週間で1本使い切るって。あれは、化粧水の成分の効果は半分にも満たなくて、実は水分の効果だって。だから、高い化粧水を長く使うよりも、安い化粧水をこれでもかと言うくらいに使えって。

身体も同じらしいです。「風呂に入れ、湯船につかれ、肌から水分を吸収しろ。」と。
ちなみに、水泳の選手に肌が荒れてる人がほとんどいないのは肌から常に水分補給をしているためだそうです。


入浴の効用

肝心の入浴の効用としては以下の3つがあげられるらしい。

  1. 温熱効果
  2. 浮力効果
  3. 水圧効果

3つの健康効果!快適冬のお風呂活用術 [疲労回復法] All About
■温熱効果
身体が温まって血行が良くなることは広く知られていますが、お湯の温度によって、自律神経にも作用します。
・熱めのお湯(目安42℃以上)……交感神経を刺激し、心身を活動的にする
・ぬるめのお湯(目安39℃以下)……副交感神経を刺激し、心身を落ち着かせる
夜、寝る直前に熱めのお湯に入ってしまうと、興奮して寝付かれないこともあるので気をつけましょう。一日の始まりに入浴するなら熱めで短時間、お風呂で一日の疲れをとりたいときはぬるめでゆっくりなど、使い分けることをおすすめします。

■浮力効果
水中では空気中に比べ、物体の重さを9分の1程度しか感じられません。浮力を受けて軽くなった身体は、次第に筋肉や関節の緊張がほぐれてリラックスします。この作用を利用して、動きにくくなっている関節を動かすなどのリハビリテーションでも用いられている効果です。

■水圧効果
入浴中は胴回りを3〜6cmも縮めるほどの水圧がかかっています。この水圧により、足元に滞っていた血液が押し上げられ、血液の循環を促進します。また、水圧によって横隔膜や肺が圧迫され、体内の空気量が減るので、空気を取り込むために心臓が活発に動いて呼吸をたくさんします。お湯に浸かったとき「ハァ〜〜」と大きく息がもれるのはこのためです。

新年から湯船に積極的に入っているのですが、さっそく効果が現れました。肌の乾燥が全然違う、なくなりました。身体のあったかさの持続が全然違う、冷えた状態で布団に入ることがなくなります。

想定外でしたが、何よりも、アイデアが生まれます。新年に入って湯船につかりだしてから、湯船でアイデアが生まれることが非常に多いことに気がつきました。学術的に証明することは難しいと思いますが、おそらく、第4の効果があると思われます。


お風呂に入って、今年もいい1年にしたいと思います。健康第一。