いいから仕事しろボン

「この本に食指が動いたのは、自分が悩んでいたからかもしれない。」
読み終わった後に気が付いた。

物事に順番があるのと同じく、与えられる仕事にも順番があるのだと考える

「仕事があるだけ有難い」と思う

「どんな仕事でも、与えられた以上は、上司や同僚がビックリするくらい完璧にやってやる」と思う。

「命まではとられない」と思うこと

この本は実務的な本では全くない。効率を良くするとか、仕組み化だとか、朝30分を使って〜だとか、実際の行動を伴う考え方の本ではない。引用文のほとんどは、実務的な行動ではなく、精神的な思考である。
この本は、「精神的にどのように考えればよいか、どのように考えて、仕事を乗り切るか、仕事を楽しくするか」というメンタル本である。最近の傾向のワークライフバランスとは、全く趣向を異とする。

「勤務時間が多い?」「何言ってるんだよ、いいから仕事しろ」本である。

未来のリーダーを目指す人材は、集中的なハードワークが必要な時期があると思う。量をこなして初めてつかめる仕事の勘所が往々にしてある。量によって、質が向上するというわけだ。

私も泥のように働かなくては(笑)*1

*1:@ITの記事「「10年は泥のように働け」「無理です」――今年も学生と経営者が討論 − @IT」に基づいて広まったことば。

本来「馬車馬のように働く」という「馬車を引く馬が、目に覆(おお)いをされて追い使われるように、脇目も振らずに働くことの喩え。」という意味の慣用句をさしていたものと思われるが、発言の際に「泥のように眠る」と混ざってしまったのか「泥のように働く」となってしまった。

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