あ、そっか東大ってエリートか。
「別に東大でなくても良かったんです。もっと難しい大学があったら、そっちを受けていたんじゃないかと思います。」
そうなんだよね、そう。
東大に入る子だってそう。入れる大学に入る子が今は非常に多いってこと。
それは、失敗してもまたチャレンジできる格差社会がもたらしたものなのかもしれない。
「東大に入りたい!」と言うよりもたまたま東大だった。
「あそこの企業に就職したい!」というよりもたまたま内定が出た。
そう。結局はそれなのではないかと。昔の方が東大に入って、官僚になって・・・という出世コースが描けた。はっきりしたルートが見えている分、そこに集まる人のレベルが保たれていた。
今は杉村泰蔵議員のような出世コースもあり、東大中退したホリエモン、通産省を辞めた村上世彰、ルートが多過ぎるのではないか。一極に集中して人材を集められない分、国としての成長が遅くなっているのではないかと思うのです。
彼らの中にノーブレス・オブリージの考え方があればまた違うのでしょうが、その考えがあまりないように感じます。
エリートは公のために奉仕する精神を有していなければならない